top of page
委員
実行委員賞
鱗灯
上堀内 駿
大分県立芸術文化短期大学
全ての照明は間接的に地球を照らしています。そこで私の光は地球の環境を意識にこの鱗灯を製作しました。魚の不可食部である鱗や頭や内臓、骨など魚腸骨を魚粉や肥料として加工利用する際に鱗は難紛砕性・難分解性であり処分に邪魔となっているのが現状。そこで鱗を有効活用する事により、循環型社会を目標としています。また綺麗な光を再現するために透過する半透明な素材の造形美に魅力を感じて鱗を採択しました。自然から生まれる素材を活用する事で、鱗を透過する優しい光の心地よい明るさが得られ、そこに幻想的な空間を生み出します。新しい命を宿したこの鱗灯を灯すほど廃棄を減らせる地球に優しい照明。
concept
「ぱっと見で綺麗であることに対して、コンセプトを読んだ時に、本来なら捨ててしまうようなモノを使って綺麗に見せていたということ、これからのデザインに大切な取り組みではないでしょうか。」
comment
bottom of page